奥行きが浅い廊下収納はどう使う?リバウンドしないわが家の仕組み

整理収納・暮らしの工夫

わが家の廊下収納は奥行きが浅く、掃除機はもちろん、お米や水のストックも量が入らない、中途半端なスペースです。

ケースを使って収納はしていたものの、しっくりこない。そこで、半年前に一度整理したところ、今もリバウンドせず使い続けられています。片付けた直後だけキレイ、というのは何度も経験してきたので、半年後も崩れていないのは正直意外でした。

なぜ散らからずに機能し続けているのか。その理由と、実際に収納しているものを、わが家の事例としてまとめました。奥行きの浅い廊下収納が散らかりやすい方の参考になれば嬉しいです。

奥行きが浅い廊下収納に、わが家が収納しているもの

わが家の廊下収納は、奥行きが浅く、なんとも中途半端なスペースです。棚板の奥行きは15cm。幅58cm、高さ210cmほど。5段に分かれており、最上段にはコード類の設備が予め設置されている、そんなスペースです。

ここに入れているものは、ティッシュやマスクなどのストック、薬、工具セットや電池、加湿器やホッカイロ、氷嚢といった季節用品などです。共通しているのは、厚みがなく、重さもそれほどなく、細々としたものであること。

また、わが家の廊下収納はリビング寄りにあるため、家族が何度も通る場所だということも大きいです。家族が共通して使用するものは、手に取りやすい場所に置きたい。そう考えると、この廊下収納は日用品ストックなどの置き場所としてもぴったりでした。

奥行きが浅い廊下収納には日用品ストックや細かいアイテムを収納
奥行きが浅い廊下収納。突っ張り棒で棚を増やした例

半年間リバウンドしない3つの理由

半年前に一度整理してから、このスペースはリバウンドせずに使い続けられています。理由は3つあると考えています。

適正量|しまう量を決める

しまうものは、収納ケースや棚板の間の高さに収まる分だけと決めています。収まらないものは、そもそも置かないし買わないように気を付けることができています。もし増えて溢れてしまったら、そのタイミングで見直しをして、使っていないものは手放してきました。「ここに入る分以上は増やさない」と先に決めておくことで、溢れかえる場面が少なくなったのを感じます。

定位置|しまう場所に迷わない

何をどこに置くかを決め、マスキングテープに手書きでラベリングをしています。基準は使用頻度だけでなく、ものの特性に応じてさまざまです。重い工具や電池は下段に、関連する道具類(テープ類やフック、メジャーなど)もまとめて同じ段に。逆に、薬は上から2段目に置いていますが、これは使う頻度が低いからというだけでなく、子どもが勝手に触らないようにという安全面の理由もあります。

見直しやすさ|一目で状態が分かる

奥行きがない分、手前にすべて並べて入っているので、何がどれだけあるか一目で把握できます。動線上よく通る場所にあることも重なって、自然と目に入る機会が多く、無理なくメンテナンスが続いています。

実際、見直しのたびに中身は少しずつ変わってきました。他の場所にバラバラにあったS字フックやメジャー、突っ張り棒の予備などを、関連性からこの収納にまとめたり。子どもの通院で使うアイテムも、3人分になったタイミングで新しくケースを作って分類し直したり。一度整えたら終わりではなく、ごちゃつきが気になったタイミングで見直し、少しずつ整え直しています。

奥行きが浅い収納スペースを活かす2つの工夫

奥行きが浅いスペースは、そのままだと使いにくく感じるかもしれません。使い勝手をよくするために、わが家で実際にやってみた2つの工夫を紹介します。

突っ張り棒+棚板で段を増やす

見直しをしているうちに、1段あたりの上下のスペースが広く、デッドスペースになっていることに気づきました。そこで突っ張り棒と棚を使って、もともと5段だった棚を6段に増やしました。何をしまうか次第で、棚の高さや段数を後から調整できるのが、突っ張り棒収納の強みだと思います。

突っ張り棒の棚は耐荷重があまり高くないので、軽いものを置くのに向いています。わが家ではこの段を、子どもの目線に合う高さに設定し、子ども用のマスクやティッシュの予備、よく使う絆創膏を置くようにしました。子どもが自分で取れる高さにすることで、「ママ取って」と頼まれる回数を減らせないかと考えたからです。

実際に、この段を作ってから、子どもが自分で必要なものを取るようになりました。呼び出しが減り、こちらとしても助かっています。

段でグループ化し、ケースでさらに細分化する

奥行きが浅いスペースは、裏を返せば一目で全体を見渡せるということでもあります。この特性を活かして、わが家では同じ段には同じ用途・同じグループのものをまとめるようにしています。

段で大まかなグループを決めたら、その中身はさらにケースで細分化しています。たとえば工具類の段なら、テープ・紐類、フック・メジャーなど、ケースを分けておくといった形です。こうすることで、新しく増えたものも「どの段の、どのケースが適しているか」が分かるようになったので、置き場所が迷いなく決まりました。

段の中身は、ものの特性(頻度・重さ・誰が使うか、など)に応じて決めていますが、それでも段が足りなかったり、高さが合わないと感じたら、前述の突っ張り棒のように段を増やしたり、棚板の高さを調節したりすることで対応しています。ざっくりとした分類の段を作ることで、奥行きが浅い収納スペースでも、細かいものが迷子にならずに収まっています。

まとめ

奥行きが浅く、中途半端に見えていた廊下収納も、半年間リバウンドせずに使い続けられています。理由は、収まる分だけを持つという適正量、ものの特性に応じた定位置、そして一目で見渡せることによる見直しやすさ、この3つが組み合わさっているからだと思います。

さらに、突っ張り棒で段を増やしたり、段でグループ化してケースで細分化したりすることで、浅いスペースでも収納力を広げ、何をどこに置くべきかが分かるようになりました。子どもの目線に合わせて段を設定したことで、子どもが自分でものを取るようになったのも、狙い通りの結果でした。

奥行きが浅くて使いにくいと感じている収納スペースがあれば、使いにくさの原因は、量がスペースに対して適正か、中身の分類がしっくりきているか、置き場所が定位置として定まっているか、そして収納の動線に合ったものが入っているか、このあたりにあるのではないかと思います。わが家の事例が、少しでも参考になれば嬉しいです。

子どもが自分で出し入れできる収納は、廊下だけでなく玄関でも実践しています。置き場に悩みがちなボールやヘルメットも、子どもが自分で出し入れできる仕組みにすることで解決しました。あわせてどうぞ。

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