以前、一度整理したわが家の玄関も、気づけばじわじわと物が増え、なんだかしっくりこなくなっていました。子ども3人(8歳・6歳・3歳)と大人2人、5人分の靴と持ち物が行き交う玄関です。
中でも悩んでいたのが、玄関のボール収納と、子供のヘルメット置き場でした。ボールは長男と私がバスケットボールを始めて数が増え、扉付き収納に押し込んだり床を転がったり。ヘルメットも吊り下げ場所はあったものの、子供が自分で出し入れしにくくプチストレスになっていました。同じように玄関のボール収納や、子供のヘルメット置き場に悩んでいる方は多いはずです。
今回は、自宅の玄関周り5箇所のスペースを3時間かけて見直しました。この記事では、使用頻度をもとにした分類方法に加え、玄関でのボール収納を縦積みで解決した方法と、ヘルメットの置き場・収納方法を、ビフォーアフター写真とあわせて紹介します。
<全体/ビフォー>

玄関全体の再設計の軸は、「量」・「大きさ」「どこで使うか」
玄関全体に置かれている物について、まずは一つずつ使用状況を確認し、残すものを決めました。
わが家の玄関周りの収納エリアは大きく5つ。
①扉付き収納(観音開き)
②扉付き収納(片開き)
③収納横のすき間
④メッシュウォール
⑤玄関ドア
これらのエリアに何を置くかは、「物の量と大きさ」・「どこでそれを使うか」という視点で振り分けました。
その上で、各収納スペースの中の配置は「誰が」・「何を」・「どれくらいの頻度で使うか」を大枠に、配置場所を決めました。この二段階の考え方で玄関全体の役割分担を見直したことで、子どもにとっても自分で物の出し入れができる玄関になりました。
収納が崩れた理由
以前の収納が機能しなくなった理由は、大きく二つありました。物が増えたことと、家族自身の変化です。
以前見直したのは末っ子が生まれる前。家族が増えた分、モノ自体も増えました。また、長男と私がバスケットボールを始めてボールの数が増えたように、家族の生活も変わり、玄関に置かれるものも変わりました。
そして、子どもたちも成長に応じて、靴やその他のアイテムの出し入れが自分でもできるようになってきたので、以前の大人がしまう前提の収納では合わなくなっていました。
加えて今回は、別の部屋で使わなくなっていたメッシュウォールを、玄関で身支度に活用できないかと思い立ったことも、見直しのきっかけのひとつでした。整理収納は一度形にして終わりではなく、今の暮らしに合っているかを定期的に問い直す作業なのだと、改めて感じました。
エリア別|実際の収納
配置を決める前に、まずは持ち物の要不要を見直し、ゴミ袋2袋分を手放しました。その分、どのスペースにも少し余裕を持たせることができています。
①扉付き収納(観音開き/9段+下段1)
<上段/ビフォー>

<上段/アフター>

<下段/ビフォー>

<下段/アフター>

靴をメインに収納しているスペース。大まかに、上からパパ→ママ→子どもの靴をしまっていましたが、空のシューズスタンドがスペースを無駄遣いしていました。
靴は「誰の靴か」→「どんな靴か」の順で分類し、使用頻度が高いものほど取り出しやすい高さに配置しました。また、収納した靴と近しいアイテムもグループでまとめて、一緒に収納しました。
| 段 | 収納物 | 備考 |
|---|---|---|
| 1段目 | 兄→弟のお下がり靴(サイズラベル付き) | 別の場所に配置していた靴を移動&パパ用シューズスタンドを転用 |
| 2段目 | パパ靴(低頻度)、思い出のスパイク | |
| 3段目 | パパ靴(中頻度)、シューズケアBOX | シューズスタンドをやめ、横並び収納に変更 |
| 4段目 | パパ靴(高頻度)、中敷 | |
| 5段目 | ママ靴(高頻度)、スリッパBOX | |
| 6段目 | ママ靴(中〜低頻度) | シューズスタンドは継続使用 |
| 7段目 | 子どものサンダル、マリンシューズ | |
| 8段目 | 子どもの長靴、レインコートBOX | |
| 9段目 | 子どもの予備靴(洗い替え用) | |
| 下段 | ママの畑用靴/それ以外は空けておく | 来客・イレギュラー時の余白 |
②扉付き収納(左・片開き/4段+下段1)
<上段/ビフォー>

<上段/アフター>

<下段/ビフォー>

<下段/アフター>

ボールをとにかく押し込んでいた収納スペース。上段にはお下がり用の靴や買い物バッグなどを入れていました。
お下がり用の靴を移動したため、靴とは関連のないアイテムをまとめて収納。取り出しやすさに応じて使用頻度を軸に配置しました(非常用持ち出しリュックのみ、重さを優先して最下段に配置しています)。
| 段 | 収納物 | 備考 |
|---|---|---|
| 1段目 | 鍵(日常使いしないスペアキーなど) | 使用頻度:低 |
| 2段目 | レジャーシート、シャボン玉 | 使用頻度:中 |
| 3段目 | 買い物袋、畑セット | 使用頻度:高 |
| 4段目 | 非常用持ち出しリュック | 使用頻度:かなり低いが、重量があるので。元々のハンガーラックを使用し、レインコートや折りたたみ傘を干す予定 | 4段目フック | 折り畳み傘 | 使用頻度:中 |
| 下段 | 電動自転車用充電器 | 高 |
扉の内側には新しくメッシュパネルを取り付け、収納スペースを拡大。週に1度使うミニほうき&ちりとり、ボールの空気入れ、持ち出し用のメッシュ袋を収納しました。
③収納横のすき間:ボール収納ラックがピッタリ
<上段/ビフォー>

<上段/アフター>

<下段/ビフォー>

<下段/アフター>

このスペースは内法28cmほど。少し幅の狭いスペースのため、うまく活用できていませんでした。当時はボールが1つだけだったので、突っ張り棒で収納場所を作っていました。そして、そこにヘルメットを吊り下げる形で使っていました。
扉がなくワンアクションで出し入れできること、奥行きと高さがありボールを縦に積めることから、ボール収納はこの場所に決めました。
| 収納物 | 収納方法 |
|---|---|
| ボール(4個) | ボールスタンド(新規購入) |
| ルームフレグランス | 飾り棚(新規購入) |
子供が自分でボールを出し入れできる収納にしたくて、出し入れのしやすさと倒れにくさを重視しました。幅28cmほどのスペースにも収まるボールスタンドを購入することにしました。よく使うボールを上から順に配置しています。
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また、ルームフレグランスも置き場に困っていたため、この機会に飾り棚を購入し、専用の置き場を作ることに。ごちゃごちゃした雰囲気がなくなり、スッキリしました。
④メッシュウォール
<上段/ビフォー>

<上段/アフター>

<下段/ビフォー>

<下段/アフター>

このエリアに置いているのは、しまうと存在を忘れてしまうものばかりです。帽子や虫除け、ネームプレートは持ち忘れ防止に、室内履きは「しまうと忘れる」を防ぐために、あえて見える場所に配置しました。
| 位置 | 収納物 | 備考 |
|---|---|---|
| 上段 | 大人帽子、パパのポーチ | 大人の手が届く高さ |
| 中段 | 虫除け、パパのサングラス、ネームプレートなど | 日焼け止めなども配置予定 |
| 下段 | 子どもの帽子や時計など | 子どもの手が届く高さ |
| 最下段 | 大人の室内ばき | 週2〜3回使用。しまうと忘れるため、あえて出しておく |
物の出し入れでフックが外れないように、固定器具のついたS字フックを使用しています。夏は虫除け、冬は手袋のように、季節に応じて置くものを入れ替えていく予定です。
⑤玄関ドア:鍵・傘・ヘルメットはマグネット収納ですぐ取れる

「出かける直前に持つもの」を分類軸に、玄関ドアに配置しました。
| 収納物 | 収納方法 | 備考 |
|---|---|---|
| 鍵 | 元からあるキーフック | 毎日使用する鍵はドアにかける |
| 傘 | マグネット式傘立て | 1個を使用し、3本立て+2本掛けに変更 |
| ヘルメット | 5連マグネットフック | ヘルメット2個がピッタリ収まる |
傘については、下の子2人の傘は短く、傘立ての中に入れると取り出しにくかったため、掛けることにしました。
ヘルメットは、以前は収納横のすき間で吊り下げていたものの、子供が自分で取るのが難しく、プチストレスになっていました。そこで、玄関ドアに5連マグネットフックを取り付け、ヘルメットの置き場にしたところ、子どもの手が届きやすい高さ×かけるだけのワンアクションになり、プチストレスが解消されました。
末っ子のヘルメットは毎日使用するため自転車に置いていますが、大きくなったらマグネット増設予定です。
結果と気づき
<ビフォー>

<アフター>

見直しの結果、玄関全体がすっきりして、子どもが自分で身支度・靴の出し入れができるようになりました。長年の悩みだったヘルメットの置き場は、ドアのマグネットフックで解決し、上の子2人が自分で扱えるように。ボール収納も、使い勝手に悩んでいた幅の狭いスペースを活用して定位置ができました。
3歳の末っ子も自分で靴を出し入れできるようになったので、用途別に列を分け、同じ人の靴が縦に並ぶように配置しました。迷わず必要な靴を取り出せるようになっています。
あらためて実感したのは、一度整理しても、暮らしが変わればまた崩れるということです。靴はシーズンで頻度の高いものが変わりますし、季節や場面で中身を入れ替えた方がいいアイテムもあります。子どもの成長とともに、使うものの種類や量、大きさも変わっていく。ヘルメットやボールの収納も含めて、これからも定期的に見直すつもりです。
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