アルティーリ千葉 B1ホーム開幕初戦!長崎ヴェルカとの熱戦をファン目線でレポート

観戦体験

2025年10月4日(土)。
ついにこの日がやってきました。
アルティーリ千葉、B1リーグでの初ホーム開幕戦。
会場は千葉ポートアリーナ。

ブースターの歓声と手に汗握る一戦の記憶を、ファン目線で綴ります。
対戦相手は強豪・長崎ヴェルカ。
ジャレル・ブラントリー選手や馬場雄大選手といった実力者を迎え撃つ初戦は、97–94の大接戦。
B1の舞台に立つ誇りと緊張、そして歓喜の瞬間を、ブースター目線で振り返ります。

ついにB1の舞台へ。ホーム開幕戦の空気を感じて

会場に満ちた高揚感

わが家は試合開始の2時間前にポートアリーナへ到着。
空気が違う——そう感じるほど、会場全体が特別な雰囲気に包まれていたように感じました。

入り口を飾る選手一人ひとりのフラッグ。
ファンクラブ会員の長蛇の列。
外では、新しいレプリカユニフォームを身にまとったブースターが続々と集まり、私たち家族もその輪の中で、胸を高鳴らせていました。

ファンクラブブースで今シーズンのデザインのハリセンを受け取り、恒例のシュートチャレンジへ。
わが家の子どもたちもボールを手に、笑顔でシュートに挑戦。

ポートアリーナの景色や空気感に、「いよいよ始まるんだ」と心が熱くなりました。

試合前の空気と演出

ゲートをくぐると、通路には新しくなったグルメコーナーやグッズ販売エリア。
どこを見ても“B1開幕”の華やかさと新鮮さが漂っていました。

アリーナに足を踏み入れると、聞き慣れた音が迎えてくれます。
アップをする選手の足音、ボールが地面を打つ音、そしてシュートネットを揺らす音——
そのすべてが懐かしく、そして待ち望んでいた音。

MCまつみさんの声、Aills(エイルス)のパフォーマンスや応援練習。
試合開始が近づくにつれて、熱気がどんどん高まっていきました。
ティップオフ前には全員でスタンドアップ!
B1開幕を祝うように、アリーナは高揚感と熱気に包まれていました。

ティップオフ直前のハドル。会場の熱気が一気に高まりました。

注目の対戦カード、長崎ヴェルカ戦

この日の相手・長崎ヴェルカは、2022-23シーズンのプレーオフで敗れた因縁のチーム。
あの悔しさを見届けたのが、私たち家族がアルティーリ千葉を本格的に応援し始めたきっかけでした。
当時とはメンバーが変わっても、「今度こそ勝ちたい」——そんな想いが自然と湧き上がります。

試合前に注目していたポイントは3つ。

  • フィジカルが武器の#7 ジャレル・ブラントリー選手、巧みなプレーをしてくる#18 馬場雄大選手をどう抑えるか
  • #14 スタンリー・ジョンソン選手のNBA仕込みの強力なDFを前に、誰が得点源になるのか
  • アルティーリの#7 デレク・パードン選手と#22 トレイ・ポーター選手が、インサイドをどこまで支配できるか

B1のスピードと高さの中で、彼らがどんな戦いを見せるのか——ワクワクが止まりませんでした。

試合展開——ホームの声援が押し上げた97–94の勝利

前半:フィジカル勝負の立ち上がりと、逆転の歓声

試合開始直後から、長崎#7ブラントリー選手の圧がすごいと感じました。
途中から登場した#14ジョンソン選手の一歩一歩にも、空気が震えるような迫力がありました。

それでもアルティーリの#7パードン選手が体を張ってリバウンドをもぎ取り、セカンドチャンスを作る。
「B1でもこのチームは引かない」——そんな気迫が伝わる立ち上がりでした。
1Qは28–30でリードを許します。

2Qに入ると、会場のボルテージはさらに上昇。
一進一退の展開の中、#5前田怜緒選手と#0木田貴明選手が立て続けに得点!
そのたびにハリセンの音とA-xxの声援が響き渡ります。
そして2Qも終盤に差し掛かったところで、前田選手が放った3Pが美しい弧を描いてネットに吸い込まれる——
あの瞬間の歓声は鳥肌ものでした。

流れを掴んだアルティーリは、55–50で前半を折り返します。

後半:同点に追いつかれ、一進一退の攻防

後半立ち上がり、長崎の3Pが立て続けに決まり再び同点に。
重い空気を振り払うように、パードン選手がインサイドで奮闘し、リバウンドに飛び込み続けます。
そして第3Q終了間際、#3黒川虎徹選手の3Pブザービーター!
3点リードで終えた瞬間、ポートアリーナが揺れました。
ブースター全員が立ち上がり、手を叩いて喜び合うあの光景。
今でも鮮明に覚えています。

第4Qは最後まで気が抜けない展開。
アシュリー選手のスピンからのアタック、エヴァンス選手との連携でリードを広げるも、長崎も粘る。
どちらも引かない展開、あのヒヤヒヤした空気の中で、A-xxの声援が会場を包みました。

最後の1ポゼッションまで全員が集中し、ブザーが鳴った瞬間、スコアは97–94。
勝利の瞬間、アリーナの歓声は爆発しました!
私も声にならないほど嬉しくて、しばらく拍手が止まりませんでした。

B1ホーム開幕戦での勝利、その瞬間を心に刻んで

「アルティーリ千葉がB1のステージで戦う」。
これまでずっと待ち望んでいた夢のようなシーズン。

その開幕戦での勝利に立ち会えたこと、会場に響いた歓声と選手の笑顔、そのすべてが、私の中で一生の宝物になりました。

今シーズン、アルティーリ千葉がどんな戦いを見せてくれるのか。
最初で最後のB1挑戦に、これからも全力で声援を送り続けたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました